免許の種類

えんりょうで免許

普通自動車(MT・AT)

普通自動車は構造上の違い(操作の違い)によってMT車とAT車に分かれます。MT車は左手と両足をうまく調和させてギヤチェンジという操作を行います。その操作をしなくて済むのがAT車です。以前(昭和の頃)はMT車がほとんどだったので、普通免許=MT車での教習でした。現在は、操作の簡単さもあって市販車のほとんどがAT車になりました。バスやトラックでもAT車が走っています。それらを背景に平成の初めにAT車限定免許が新設されました。普通免許は、MT車9割AT車1割の割合で教習をし、MT車で検定をして免許取得後はどちらも運転できます。AT限定普通免許は教習も検定もすべてAT車で行い、免許取得後はAT車だけ運転できます。普通免許に比べて技能教習の規定の時間が、3時限短く設定されています。AT限定普通免許取得後、就職や仕事などでMT車の運転が必要になったら審査(限定解除)を受ける方法があります。審査のための教習と検定は場内で行い、最短基準時限は4時限です。

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大型特殊自動車

大型特殊自動車は写真のような自動車などで、公道で運転する際に大型特殊自動車運転免許が必要です。ちなみに作業現場で使用するには作業免許なるものが必要になりますが、この運転免許を有していると日数や費用面で取り易くなるようです。警察はトラクターを農作業で使うならこの免許の取得を勧めています。

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普通自動二輪車

普通自動二輪車は排気量50cc超400cc以下の二輪車で普通二輪免許を取ると400ccまでの二輪車に乗ることができます。普通車と同様にAT限定免許もあります。また、二輪免許は普通免許よりも取る目的がはっきりしているので、排気量50cc超125cc以下の二輪車が運転できる小型限定自動二輪免許という選択もあります。下記を参考にしてください。

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  車 検 年間税金・保険等 一般道の最高速度 高速道路
251~400cc 約5万円 60km/h 走行可
126~250cc 約5万円 60km/h 走行可
51~125cc 約1万7千円 60km/h 不可
50cc 約1万7千円 30km/h 不可